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2016年4月24日 - 2016年4月30日の記事

2016.04.30

国の明日を疑う 玉城洋子

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国の明日を疑う
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玉城洋子

 日本復帰前の1965年、
大学在学中の修学旅行で
パスポートを持って初めて、
本土の土を踏んだ。

鹿児島の山川港で船を降り旅館の水が軟水で、
なかなか石鹸の泡を落とす事が出来ずにいた。

沖縄の硬水とは違う爽やかな感触が、
本土という地の初印象だった。

東京観光のバスガイドさんは、
自己紹介が済むと
「皆さんも主食はやっぱり米ですか」
と優しく尋ねたが、
この無知は誰のせいなのかと悲しんだ。

本土を訪れて何度目だったか。

教師となって出かけた本土研修会は
復帰二年目。

本土に追いつけ追い越せと
学力に力を入れていた。

その会場で私達への質問は
「沖縄にはまだ現地人が住んでいるのですか」。

私が答えに戸惑っていると
先輩教師がすかさず言った。
「私たちが現地人です」と。

貧しかった「芋と裸足」の話になるはずだった。
が、それ以上は会話にも論議にもならなかった。

あれから半世紀が経ち、
沖縄はアメリカ世(ユー)から
大和の世(ユー)に変わり、
生活は豊かになった。

しかし復帰の際、
本土防衛の為に犠牲となった凄惨な沖縄戦を、
決して繰り返すな、
命ど宝(ヌチドウタカラ)と約束した
「米軍基地撤去」が
未だ果たされないまま七十余年。

日米安保の荷を国土O.6%の島に
74%の米軍基地を負わされている。

 二十年間も抗議を続ける「辺野古新基地」に、
正念場の昨年、抵抗するなら法廷に出ろと
沖縄県知事を提訴した国。

平成もまた琉球処分の執行なのかと
やりきれない思いである。

 日本国憲法が全く適用されず、
人権が無視された米軍占領下の
二十七年間があった。

敗戦間もない五歳の頃、
朝鮮戦争があって
故里の小さな村でも米軍の実弾演習があり、
側溝に隠れた。

間もなくベトナム戦争が激しくなって、
米兵達が嘉手納飛行場から
出撃して行ったが、
明日の身も知らない兵士達に
小さな少女を犯す暴行事件が頻発した。

故郷石川市の写真屋の娘、
永山由美子ちゃんが自宅の前から連れ去られ、
米兵に暴行されて死んだ。

青信号を渡っていた
那覇市立上山中学校二年生の国場君、
糸満市に住む主婦が轢(れき)殺された。

隣の人達が、米兵に犯されていく。
県民の怒りはコザ暴動となって爆発し、
米軍の車輛七十台余を焼き尽くす事件となった。

 憲法九条を崩してでも、
米国に従い戦争に突き進みたい
日本国の明日を疑う。

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■□☆:*°★:*:・☆■□

玉城洋子さんは
私たち憲法九条の会・岩岡の会合に
はるばる沖縄から来て下さり、
最新の沖縄情勢について
お話し下さいます。

是非、ご参加くださいませ。

2016年5月20日(金)13:30~
岩岡連絡所多目的ホール(大)
玉城洋子さん(沖縄在住の歌人)

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神戸市役所 西区役所岩岡連絡所 Google地図

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駐車台数は10台程度ですので、
できるだけ、お近くの方は自転車で、
車の方は乗り合わせてお越しくださいませ。

南西方向徒歩2分の所に
JA兵庫六甲岩岡 (農協) があります。
ここは駐車のゆとりがあると思います。

神戸市のオフィシャルサイトは下をクリックくださいませ。
http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nishi/annai/f_iwao.html

詳しくは
憲法九条の会・岩岡 ニュース
第102号をおよび
第103号をご覧くださいませ。

下は第102号です。
http://samue.cocolog-nifty.com/blog/files/news102.pdf

下は第103号です。
http://samue.cocolog-nifty.com/blog/files/news103.pdf

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